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【07】DJing is about...

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特段強く志したわけではないのですけれど、幸運なことに、いまや一介の「DJ」として扱っていただいて、こともあろうにそれでお金をもらったりすることもある私ですが、とはいえDJ音楽は長く聴いてきたつもりですし、先人に学ぶ努力は惜しんでいないつもりです。

いきなり変なテンションでのスタートですが、なにが言いたいかっていうと、DJについて学ぶっていう観点には、実はいろいろあって......選曲、とか、ミックスの技術(ビートマッチとかカット/フェードイン/アウトのタイミングetc)、とか、ライブでのパフォーマンス、などなど...ってこと。

で、今日お話したい体験は、「選曲」について。特に、ビートマッチを無視(より正確に言うと完全に無視ではないんですが、それにこだわって選曲の幅を狭めないという意味で)した、選曲の妙について、DJ Spookyっていう合衆国のDJ/作曲家の07年のミックスをご紹介したく。


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スプーキーっていう人は、簡単に言うと、かなりキャリアの長い、アンビエントとかトリップホップとか呼ばれてる、「ほわわわ~ん」「どろろろ~ん」みたいな曲をたくさん作ったりしてきた人です。パイオニアです。ちなみにもうすぐ新しいアルバムが出るらしいです。
死ぬほどYoutubeに楽曲が上がってるので興味のある方はそちらをチェックしてください)

おととしのある日、私の友人のなかでもっともインターナショナルでコズモポリタンでジェットセットでセクシーな人間、Mai Uedaちゃんに誘われて、なんとなく代官山Unitに行ったんですよ。タダで入れてもらえるしー、とか思って。彼の曲は以前から知ってたんですが、とにかく暗いんで、あんまり期待してなかったんですよね、実を言うと。

で、案の定、当日も暗くって「ほわわわ~ん」って感じの曲が続いてて、しかも、ビートマッチでのミックスはほっとんどナシ。ほぼ全部フェードインかカットインで進んでいく...ああこれはイマイチかな......
...と思いきや、最後は信じられないくらい踊ってました。
なんかしらないけど、聴きたい曲、踊りたい曲が次々にかかるんですよ。しかも、それまでに聴いたことがなかった曲までも。知らない曲なのに、次の瞬間には、「いま聴きたかった」曲になってるの。なんか変な感覚。
踊りながら、「これって狙ってやってるのか?いや、そうに違いない!」とか思って、大興奮。


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その後本人と話をしたときに、信じられないくらいの量のステッカーと、ミックステープをもらった。今回ご紹介するのは、そのミックステープのうちのひとつ。
最近本棚から引っ張り出してきて改めて聴きなおしてみたんですが、これがささった。ささりまくった。当時感じた「変な感覚」、未だ健在。ちょーすげー。

おそらく、DiploやM.I.A.、DJ Señorinaさんなんかの影響でいわゆる辺境音楽(この言葉大キライなんですが別の言葉が見つからないのですいません)みたいなのの使い方を自分でも模索してたからだと思う。先生のアンビエント、ヒップホップ、ドラムンベース、ポエトリー、サンプリングを縦横無尽に、しかも自然に遊びまくる音の洪水に酔った。何べんでも酔える。


彼からもらったCDrにはトラックリストの記載はもちろん、タイトルすらなかった(不思議の国のアリスのハンコが4つ捺されてただけw)し、スプーキーのディスコグラフィー(超膨大w)にもそれっぽいのが載ってなかったので、iTunesが食ったときに吐き出したトラック名を転載。もしかしたら、間違ってるかもです。
が、その代わりかなりレアなことは間違いなさそうですYO!!

"In The Morning" Mixed by DJ Spooky

バレて怒られたら消すんで早めに聴いてくださいNE!!


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英語が聞ける方は、オフィシャルサイト上のニューアルバムに関するコメントもオススメっす。やっぱり、自分のやってること(音楽にしろ、仕事にしろ、生活にしろ)を「語れる」って大きいなぁと。

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