モテキ。
私自身の、在りもしない刹那的栄華をしゃあしゃあと捏造する内容ではないので
吐き気を催した方は安心していただきたい。
加えて、モテキとは何たるか、をフロイト先生の『ナルシシズム論』まで引用した主観で新説を
提唱する気も殊更ない。
少なからず、モテキ的観念云々以前に万事において意味を規定する絶対条件は<経験>のはずで
だからこそ成立する帰納法を前に、私が発言する権限はこれっぽっちもないのだから。
只、純粋に、この久保ミツロウという名の"女性"作家が描く漫画『モテキ』が面白い。
草食系男子だか僧職系男子だかしらないけれど、このご時勢男はリアルの女に滅法弱い。
ネットに依存し他人を批判するスレを立てることだけが生きがいのどこにでもいる浮ついた若者に、
モテキ"らしき"ものが到来し、勝手に葛藤・奔走する
その過程・末路を描くドキュメンタリーのような構想は実際のところ
『電車男』の頃からの定番なのだろうけど
きっとこのシチュエーションは今後とも多くの人に共感されていくのだろう。


特にこれは女性による視点なので 案外女性のほうが"あるある"ネタかもしれない。
『モテキ』はイブニングで連載中、現在2巻まで発売されているので気になる方は是非。
点と線



