1981年、パリ人肉事件と称されるセンセーショナルな猟奇事件が発生した。
日本人・佐川一政(http://www.youtube.com/watch?v=aAzLVOMuJMI)がフランス留学中にオランダ人女性を射殺し、屍姦した後に
遺体の一部を生で食し、さらにはフライパンで炒めて調理したという
なかなかハードコアな内容なのだけれど(きっとパパとママは知ってるよ!)、
なんと其の佐川氏と先日対面した。

(人肉食べる前に記念撮影するお茶目な佐川氏。あぶねえww)
カルト的な人気を誇るサイト『ZAEEGA(ザイーガ)』の新年パーティーに出席した際、
スペシャルゲストとして登場したのである。
私は事件当初、いまだ孕まれさえしてなかったために彼のエピソードに触れたのは
思春期を悶々と漂浪してる時分だったが、
何が感慨深いかといえばカニバリズムの美学そのものではなくて、
加速度的なネット新世代による価値観の変容・共有度数の高さである。
佐川氏がステージに登ると、100名超の参加者が拍手が喝采なのだから。
「今度はアジア人ですき焼きを食べたいな」なんつうギャグなのかすら危うい洒落に
一同がアハハハハハハと沸き、シャッター音が乱反射、サインの列までできる。
(同席した友人は涙をほろほろと零しながら「これであと1年生きれます、有り難や有り難や」と手を合わせていた)
実はこれに似た現象はコミック『DEATH NOTE』のキラの存在で描かれていたり
昨年、スペースシャワーTVの企画でご一緒になった
田代まさし氏(通称:神)の活動で体感してるのだが、
このような2000年代(ゼロ世代)の日本人の価値観がインターネットを経由して史上最高に
フィジカルでカオティックなものに変容している証明としての事例は増加している。
マイノリティと思しき傾倒する個人の価値観は実のところ
潜在的にはマスなものでありうる、という各々の実感はもはや語るに及ばず。
お笑い芸人の間で『あるあるネタ』が重宝されているのもたぶんきっとそういう
ところに起因してるんじゃないか。
個人がメディアを持ち、価値観を共有する複数人で形成されたコミュニティーがチャンネル(局)化する。
iphone、ust、twitterの普及がそれに加担する。
チャンネルはコンテンツを企画し制作する。
オンライン上で発生した熱をオフラインで具現化し、さらにそれをオンラインにフィードバックするという
『ネットとリアルの狭間』の潮流。
ジャンルのボーダレスから空間のボーダレスへ。
まだ明確なことは言える環境にいないけれども、仮にDENPA!!!が第2期としての活動を
再開することがあれば焦点はそこ(通信としてのDENPA)にあるだろうと思う。
まあ色々考えてはいるのだが、もう半数以上のビューワーが飽きはてるような
長ったらしい回になってしまったから、そのへんの有耶無耶は次回以降にまた。
点と線



